【製造業のアフターサービス】
データを使ってアフターサービス向上への取り組み
顧客情報+保有機情報+稼働情報をM+CRMで一元管理

農機メーカー 株式会社丸山製作所様

農機業界はアフターサービスがより重要に
 
防除機を中心とした農業機械を製造販売する同社では、日本の農業が抱える農業就労人口の減少や高齢化によって農地の集約化が進み、機械の大型化、自動化が求められていることから、アフターサービスがより重要になると考えています。そこで、故障やトラブルが起きてからの対応だけではなく、アクティブなサポートを可能にし、ユーザーにとってより良いサービスを提供しようと取り組まれています。

.

背景と課題

必要な情報の整理ができていない
 
アクティブなサービスを行うために、まずはどのユーザーがどの機種を保有していて、どの代理店がいつ販売(納入)したのかの情報をまとめる必要がありました。顧客名簿はあるものの、営業所ごとに書式がバラバラで統一できていませんでした。そのため、アフターサービスの案内を行うことも非常に不自由な状態でした。
さらに整備記録表は別のファイルに保管されいて、過去の整備履歴を確認するにも手間がかかります。
これらを克服するために、統一の書式で情報を一元管理し、全営業所から簡単に登録作業を行えるシステムが必要でした。
 
また、機械の稼働状況を把握しそれに応じた提案をするために、一般的にはIoTを実装しますが、既に出荷済みの機体が数千台存在し、それらの状態を把握することも課題でした。

.

解決策

 

M+CRMで情報の統一と共有化 
 
各営業所から集めた表記や書式がバラバラな情報を統一するところから始めました。そのデータを入れる器としてM+CRMを採用していただき、全国どこからでも閲覧・登録が行えるようにしました。
 
既に出荷済みの機体数千台にQRコードを貼ることで、スマホで簡単にアワーメーター(稼働時間)を登録できるように全営業所が動き、今後出荷される機体には出荷時に貼り付けるルールに変更し運用をスタートさせました。

.

効果と今後

情報の一元管理による効率化と更なる進化
 
情報を一元管理できたことにより、データの集約が圧倒的に楽になりました。また、アフターサービスを行う際、紙に記録された整備記録表をめくって以前の整備内容の確認を行っていましたが、各機体のカルテをPCやスマホで現地からも確認できるようになり、効率がグッと上がりました。

QRコードによるアワメーター登録に関して、今後ユーザー・販売店にも使い方の周知を行いより情報の精度を向上させる方向で進めています。
 
より良いアフターサービスの提供によって使用時のトラブルの確率を下げ、次回の購入時に「次もMARUYAMA」と言っていただくために、M+CRMも進化させていきます。
 
まだ導入したばかりですが、「アフターサービス向上に寄与してくれるのではないか」と期待していただけています。
 
 
機体管理システム M+CRMはコチラ

.


.

PAGE TOP