COLUMN

キャラクターのお仕事①

シゲチー

■諸岡様キャラクター【モカちゃん】ボイス

 

はじまりは入社前、社長から

「空いてたら(私の使う)パソコン見に行くんやけど、会社いっぺん来る?」

と言われた日のこと。

 

何気ない気持ちで会社に向かい、席に通されお茶をすすっていたら、

「このキャラクターに声つけたいねんけどいい人おらん?」

という言葉を頂いた。

 

「出来ますよ、声かけてみます」

私は、その一言を待ってましたと言わんばかりに、

かぶせ気味に言う。

 

私自身、俳優業や声優業をかじっていたこともあり、そういった知り合いが多くいる。

そのツテをフル活用したい、

――それが私の武器でもあり、今までお世話になってきた周りへの恩返しにも繋がると考えていた――

そんな矢先の一言だったのだ。

 

喰らいつかない理由がない。

 

少々お待ちくださいと言い、古くからの友人に電話をかける。

事情を簡単に説明すると、

 

「おまかせを!」

 

と、何とも小気味のいい返事を返してくれる。

……もう、本当に頼りになる友人である。

 

何人か候補がいるとのことなので、まずはキャラクターの画像と声の雰囲気を送ってみる。

 

 

 

候補1人目、ボイスサンプル。はい、この子に決定。

 

社長にボイスサンプルを聞かせるとどうやら気に入っていただけた様子。

これはきたな、と思ったのも束の間、

 

「実はもうひとり候補おるねんけどな」

 

……ということはオーディション?

となると、何かもうひとつプッシュできるものを探さなければ――。

声はいいと思うが相手の情報がない以上、弾は多いほうがいい。

 

とりあえず友人に頼んでプロフィールを送ってもらう。

送られてきたプロフィールを一読すると、特に目立つものがひとつ――。

 

まあ見た目が良いこと。

これは大きな武器になり得る。

 

そこで私はプロフィールをお見せし、

「将来的にイベントやるなら、顔良いほうがなにかと得ですよ」

と、一言付け加えることにした。

 

この弾が、後々効いてくることとなる。

 

結果は後日、ということになり、その後はパソコンを見に行き食事をして終了。

 

その後、改めてキャラクター用にボイスサンプルを収録し、提出。

実はこの時、声の演出や音声担当として電話相手の友人が関わっている。

本当にありがとう、私の友人。

 

その結果、キャラクターのイメージにぴったりとハマるような声が演出され、見事採用されることとなった。

本当に私は友人に恵まれていると思う。

 

そして出来上がったのがこちら。

 

 

これが私の初仕事。

入社前の出来事である。。